実際に職場で使う形の教材
合同会社ケイエックスでは、実際の職場で使われる形に近い教材で研修授業を行っています。
例えば、よく使われるExcelのVLOOKUP関数を例に取り上げてみます。
FOMの教科書とそのデータを元に授業を行いますが、教科書の内容修了後に、当社独自の変更を加えた授業を行います。テキストでは2列しかないデータ表(コード表)ですが、当社では複数列の表を用います。
下の図は、売上表ですが、VLOOKUP関数で商品マスターから「商品番号」を検索値として「商品分類」と「商品名」と「単価」を検索して自動記入するように変更します。商品マスターは「商品分類表」「オーディオ」「テレビ」「カメラ」の4表作ります。
自動的に表を切り替えるためINDIRECT関数を加えます。
未記入行の値が「N/Aエラー」とならないよう、IFERROR関数も追加で使われます。
この図の場合、具体的には、セルF5に、
「=IFERROR(VLOOKUP($D5,INDIRECT($E5,TRUE),3,FALSE),"")」
と入力されています。
商品分類の記入には、LEFT関数が使われます。
この図の場合、具体的には、セルE5に、
「=IFERROR(VLOOKUP(LEFT(D5,2),商品分類コード表,2,FALSE),"")」
と入力されています。