マンツーマン学習のメリット
自習では、間違った操作を直してくれる人がいません。
本の「このように入力します。」という説明をほんとうに1文字ずつ打つと勘違いしている方が多くいらっしゃいます。
たとえば、エクセルのVLOOKUP関数の入力ですが、
「=VLOOKUP(B4,$G$3:$K$9,2,FALSE)と入力します。」
と本に書いてあった場合、「=vl」まで打って、ヒントが出るので、下向き矢印で選んでタブキーで「=VLOOKUP(」まで入力できます。(一部の本ではマウスでダブルクリックと書いてありますが、「下向き矢印キー+タブキー」が正解です。)「B4」もセルB4を選択(select)することで自動的に入力できます。「$G$3:$K$9」の絶対参照の$マークですが、ファンクションキーの「F4キー」で付きます。
実は、括弧やカンマなども関数ボックスを使えば、エクセルが自動的に入力してくれます。
これが一番簡単で正解なのですが、手入力(直接入力)を最上だと思い込んでいる方を多く見受けます。習いに来ているのに、「私はこうやってやるんです。」などと言う。進歩がない人の典型ですが、マンツーマンだと、間違いにすぐに気づいていただけるようです。
図の例では、IF関数の中にVLOOKUP関数が入っています。関数内に関数(関数のネスト)には、「名前ボックス」を用います。これも、よそのビデオ教室や本ではわからないことのようです。
続きは、授業で。
(合同会社ケイエックス 代表 倉山)